スタインウェイコラム

整音-voicing

調律・修理・メンテナンス

ここでではハンマーの手入れを中心にした音作りのお話しをします。

ハンマー針刺し

ハンマーニードリング(針刺し)は音作りの手法の一つです。
ピアノの音は「クリア」でなければなりません。また、音が持続しなければなりません。そして音に「芯」がなければなりません。
そうした音への理想とお客様のご要望とを技術的に解釈・翻訳し、音を形作っていきます。その手法の一つが針刺しです。

 

ハンマー整音-針刺し

ハンマー整音-針刺し

ハンマーにはクッションとテンションが必要です。そのためにどのあたりにどのような針を入れるか、深さ、頻度などは調律師は研修と経験により修得してきました。お客様の希望される音への思いをお聞きし、お客様と共に理想的なピアノに一歩ずつ近づけて行ければと念願しています。

ハンマー整形

長年使用したり、力強く演奏されたハンマーには過度の弦跡がつき。音色を失
っている事があります。音色を取り戻すにはハンマーをやすりで研削し形を
整える作業を選択する事があります(ハンマーファイリング)。
ただしファイリングはハンマーの質量が減少しますので、大幅なものはせい
ぜい1回程度しかできません。また質量が減少すれば当然ながらタッチ感に大きく影響し、整調も再調整が必要となります。ハンマーは消耗しますので長く、また力強く引き込んだハンマーはいずれは全交換が必要になります。

 

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